1927年
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6月7日フランスに生まれる。 |
1953年
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パリのカトリック大神学校を卒業し、翌1954年カトリック宣教者として来日。 |
1961年
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函館元町カトリック教会主任司祭に就任。文化活動や特に社会福祉事業に情熱を傾け、社会福祉法人を創設して少年の家、保育園、精薄園児の通園施設などを設立。 |
1977年
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体の不自由なお年寄りのための施設を建ててほしいとの函館市当局からの要請もあり募金活動をしながら、現在の特別養護老人ホーム旭ヶ岡の家を創設し、園長となる。以後、様々な老人福祉やサービスを広げ、国連の老人憲章づくりにも加わる。
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1978年
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福祉と文化活動を通して日本とフランスとの友好親善に尽くした功績を認められ、フランス国家功労賞「レジョンドヌール勲章 ジュバリエ章」受章。 |
1982年
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国際高齢者年にあたり、老人問題のエキスパートとして、ローマ、バンコック、マニラ、ウィーンなどで国連のユネスコ主催の国際会議に出席し、高齢者人権憲章作りに尽力。
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1984年
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初のエッセイ集『日本のお年寄り―老人ホームの四季』(YMCA出版)上梓。 |
1986年
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エッセイ集『横町のご隠居たち―旭ヶ岡の家から』(YMCA出版)上梓。同じ年、函館市文化団体協議会から日頃の文化活動に対して白鳳賞を受賞。 |
1988年
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この年より函館の五稜郭公園を舞台に、本格的な野外劇を行う会を組織し、実行委員長に就任。市民ぐるみの運動として毎年夏期に野外劇を実施、好評を博す。 |
1990年
4月 |
在宅老人のためのデイケアサービスセンターを設立し所長となる。 |
1991年
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日本とフランスとの友好親善への功績で、「レジョン・ドヌール勲章章」受章。
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1993年
6月 |
特定有料老人ホーム旭ヶ岡の家レジダントを設立して園長に就任。 |
1996年
3月 |
在宅複合施設=在宅ケアセンターベレルを設立し、旭ヶ岡の家総合施設長に就任。同じ年、地域における文化活動および福祉活動の貢献が認められ、北海道新聞社社会文化賞受賞。
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1996年
12月 |
エッセイ集『おとしよりに太陽を!―SOS日本の老人福祉』(旬報社)上梓。 |
1997年
3月 |
インターネット上に「フィリッポ・グロード神父のホームページ」開設。
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1997年
12月 |
アルフォンス・デーケン氏、フランソワーズ・モレシャン氏との鼎談集『三人寄ればニッポンが見える』(旬報社)出版。 |
1998年
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日仏交流と友好親善への功績で「レジョン・ドヌール勲章 オフィシエ章」受賞
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2000年
9月 |
エッセイ集『好奇心だよ、好奇心―グロード神父の生き方論』(女子パウロ会)上梓 |
2001年
1月 |
フランスのホスピス女医エリザベト・マチウ・リーデル氏の原著『泣かないで、わたし死ぬのは寂しくないから』(女子パウロ会)を翻訳出版。 |
2008年
11月 |
瑞宝双光章叙勲 |
2012年 |
12月25日帰天 |